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2017 研修委員会便り

研修委員会

2017年 5月

10年先の北海道中会を考えながら

(研修委員会 委員長 千葉保)


  今年度最初の研修委員会を4月4日に行いました。そのときわたしは、「10年先の北海道中会がどのようになっているのかを具体的に考えながら、今年の研修会を計画していきましょう」と言って会議を始めました。10年先のわたしは、現役牧師から確実に退いていると思われるので、そんな先を考える必要はないのかもしれませんが、むしろわたしは10年先の備えが今から必要だと強く意識させられております。

  現在の教師は31名で、現役牧師は22名です。全国的に77歳くらいで現役を引退していますから、10年後の北海道中会の予想で77歳以下の牧師は10名になります。神学校卒業生が10年間で15名いたとしても、北海道中会教師になるのは最大限4名ほどかもしれません。合わせて14名の教職で31の教会の群れを牧会することになるのでないでしょうか(長老、執事、オルガニストの人数も減少すると思います)。すると一人の牧師で2つ以上の群れの礼拝を担当し、必然的に長老も説教の務めを担うようになります。そのようにしてはじめて各教会の主の日毎の礼拝を守っていくことができるようになるのです。そのような事態への備えは、数年先から始めるのでは遅い、今から備えていかなければならない、そのように強く思わされてきております。

 昨年度の長老研修会で、長老が説教を担っていく取り組みを始めました。今年度の研修会は、日曜学校教師研修会になるのですが、現実問題として長老の説教への備えは「待ったなし!」でないでしょうか。そのことを思うと、長老が説教を担っていく取り組みは継続的に行う必要を強く感じております。長老研修会後のアンケート回答も、研鑽の継続の意見が多くありました。日曜学校教師も全員ではありませんが日曜学校説教を行います。そのため今年度の研修会は、日曜学校教師に限定しないで、「日曜学校教師・長老研修会」として、説教の学びを積み上げていくことができる研修会にすることがふさわしいと、私たちは考えるようになりました。

 日本キリスト教会は、「日曜学校」誌、「旧約新約聖書講解」など、説教の参考となる季刊誌、書籍を持っていますから、具体的に説教を作っていく取り組みを段階的に積み上げていくことができる素材を持っていると思います。その素材を活用していく研修会を行うことは益でないでしょうか。研修会の場では、日曜学校教師の部と長老の部に分かれることがあってもよいと考えております。研修会の詳細については、委員会を重ねて8月までにはご案内したいと考えています。10年先の北海道中会の姿を具体的に思い浮かべながら、良き中会形成ができる研修会にしていきましょう。


委員会からのお知らせ

長老部

Ⅰ 部会組織 傳 英二(部長)、荒山俊行(苫小牧)岡田由子(札幌桑園)
Ⅱ 日曜学校部と合同で研修会を開催することを検討しています。

日曜学校部

Ⅰ 部会組織 千葉保(部長)、宮崎善昭(札幌北一条)、稲岡 尚(札幌桑園)
Ⅱ 長老部と合同で研修会を開催することを検討しています。「日曜学校教師・長老部研修会」予告 

  • 開催日  11月3日(金) 午後0時30分~4時15分  
  • 会 場  札幌北一条教会
  • テーマ  「説教の学び」 日曜学校誌を用いて説教の学びをします。

教会音楽部
Ⅰ 部会組織 三輪宣彦(部長)、大和田眞理子(会計)、後藤憲正(書記)   
Ⅱ 教会音楽研修会予告   

  • 日時 10日9日(月・休)午前10時30分~午後5時    
  • 会場 旭川教会       
  • 講師 小泉優香(札幌北一条教会オルガニスト)   
  •  (今年度は宗教改革500周年ですので、ジュネーヴ詩編歌をはじめ宗教改革時代の教会音楽の学びができます。)
  • ◎午後からのオルガン講習は奏楽の基本から学ぶことができます。  

Ⅲ 出張講習 これまでに講習に協力頂いた講師の方々は以下のとおりです。  
  実技講習 パイプオルガン   山田悦子(札幌北一条教会オルガニスト)        
       リード・電子オルガン 小泉優香(札幌北一条教会オルガニスト)    
       礼拝、賛美の講演 北村一幸、三輪宣彦、工藤準一、岳藤豪希他    
 各教会、地区からの依頼に応じて講師を派遣します。希望の教会は教会 音楽部(部長)にお申し込みください。委員会で検討し、派遣が可能な際には講師の交通費と宿泊費を補助します。
 講師への謝礼は、主催者の状況に応じでご負担ください。オルガン・レッスンの場合は、レッスン料を受講者にも負担していただき、中会や主催者負担の軽減を図ってください。  

Ⅳ 奏楽者奉仕のオルガニスト派遣    
 オルガニストが怪我や病気その他の理由で不在の際には、奏楽者を派遣致します。交通費、宿泊費の補助を致します。お申し出ください。

補助額
・交通費
R等の特急・指定往復券+自宅より最寄り駅までの交通費1,200円、出張先教会への交通費2,000円、同一市内は3,000円
・宿泊費
1泊8,000円(教会、伝道所の区別なく、委員会で検討し、予算の範囲で補助します)  

◎出張講習、オルガニスト派遣のすべての申込みは教会音楽部長(桑園教会長老)。まで、郵便・FAX・電話(011-299-3771)にて、ご希望をお知らせください。